映画の感想:ザ・リング2 (The Ring Two, 2005米)
2では1であまり踏み込めなかった、出生の秘密に話がいったが、結局はありきたりのことだけで本当に何故悪魔の子が生まれたのかはよくわからなかった。悪魔の子が生まれたことにフォーカスしてしまうと、オーメンと変わらなくなってしまう。
そして最後の終わり方も、これで解決しているのか、納得しきれない。次の映画を作りたかったら、もっとはっきりとしていた方がいいと思う。この映画でお金を払って映画館で見た人はかなりがっかりしたことだろう。あとに残る怖さ、というよりも、モヤモヤ感だ。
最後の場面で母の愛を出してしまうと、怖さがなくなる。話をまとめようとする感じが出ていたので、もうすぐ終わるなーという感じになった。
映画の全体としてはホラー要素が増えた感じ。たぶん、何分かに1回はドキッとさせなければいけないのだろう。日本の映画を見ていないので何とも言えないが、アメリカ映画っぽいのかなぁと思う。でもたぶん、もう1回見たいとは思わないだろう。
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