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2013年8月18日 (日)

感想: 戦国IXA(ネットゲーム)

初めてネットゲームなるものを試してみた。まず全体的な感想としては、”無料で遊べる”という宣伝は間違いないが、とにかく時間がかかる。その時間を短縮するためにお金を払う仕組みがある、というのが彼らの商売のようだ。まぁ、商売として成り立つだろうなぁといくことは良くわかる。気軽に始めてそのうちに思い入れを強めてお金を出す、という流れだろう。4ヶ月程度やってみてわかったことを下記に。

■概要

まずはどんなものか、簡単に。
  • 武将カード
    まず”戦国体験”という宣伝があるがまにうけてはならない。武将カードを集めて、育てて、戦わせる、というのがベースのゲーム。たとえば武将カードを育てるときに、他の武将カードとマージして、得意技を集めることができるが、提供した側の武将カードはなくなってしまう。また、同じ武将カードを複数持つこともできる。これは”武将”だが、人としてみては矛盾が起こる。あくまで”カード”として考えなければならない。この点を理解する時に違和感があった。信長の野望などのシミュレーションゲームとは異なる。
  • 生産施設と所領
    最初は1拠点で始めるが、生産施設を作成しレベルを上げていくと、所領を増やすことができる。最終的には6つの所領まで増やすことができる。1つの所領にはレベルによって6~36個の生産施設を配置できる。木、綿、鉄、米の4種類をバランス良く増やしていく。生産物は、生産施設の建設や、兵の購入に割り当てられる
  • ゲーム期間
    (現時点ではワールド43まであるが)ワールドの開始から6ヶ月後になくなるらしい。
    これはまだ体験できていないが、新しいサーバ(ワールド)にはカードと銅銭のみが引き継げるようだ。生産施設や所領はなくなりまた最初から作る必要があるようだ。
    はじめは意識せず、ずっとやりたいだけやれるものと勘違いしていたが、これも購入するゲームとネットゲームの違いなのかもしれない。理由は正確にはわからないが、ゲーム会社の方がずっとダラダラとプレーされてはもうけが出ないからではないかと勝手に思っている。
  • ゲーム実施時間
    とにかく時間がかかる。たとえば初期レベルの生産設備を作成するには2分程度でつくれてしまう。ただし、ゲームでは作成する1つの設備とその次の設備の予約しかできない。30個の生産設備をおける所領の場合には、5分ごとに2つの設備を置かなければならず、ずっと画面を除いておく必要がある。上記の例をもう少し正確に言うと、2つの生産設備作成の予約をしていて、1つ目作成終了後に2つ目の作成が始まるまでに1分の時間ラグが発生する。生産設備の予約をせずに人がクリックする場合にはこの1分はかからない。このようにとにかく画面の前で状況を確認してクリックをしていく必要があるため、プレー時間はどうしてもかかる。今年の夏休みは5日くらい画面の前に張り付いていた。(目の奥が痛くなった。。)
    その他、武将カードでチームを組んで、いったんそこから武将カードを外すとHP(Hit Point?)が5%ほど下がる。100%にならないとチームに組み込めないため別のチームに移動させるだけで5分待たなければならない。このように随所に時間がかかる仕組みを入れ込んでいる。この時間の短縮はわざと入れていて、(先ほど述べたように)これがゲーム会社が集金するための仕組みとしてなっている
  • コミュニケーション
    内部にメール、チャット、伝言板が用意されていて、”同盟”と呼ばれるグループが用意されていて、参加することが推奨されている。ユーザ間のコミュニケーションがゲームを支える要素だろう。#人から期待されることでやめられなくなったり、人の役に立ちたいという本能(行動心理)も利用されていると思われる
■よい点
  • 初心者にも始めやすくなっている
    チュートリアルのガイダンスに従っていくとゲームのルールがわかる
  • ゲーム開始後にも”クエスト”という目標値設定のようなものがある
    これでユーザは短期目標を設定できる。またご褒美がもらえる仕組みで、常に意識せざるを得ない。
    例:”2つ目の所領を手に入れよう”
  • ウェブアプリケーションの作りになっている
    1つのコマンドごとにサーバに記録し、いつネットワークが切れてもよくできている
    実際にiPadなどのモバイル端末から電車に乗りながらプレーすることもできる
    もちろん接続できない場所では無理だが、直前の1つのボタンまでサーバに記録されて、つながる場所に来たらゲームを再開できる
 
■悪い点
  • 戦い方の1つにユーザの合流があるが、これはチュートリアルにはなく、また実際の合流を行うには外部チャットを使ったりするので、敷居が高い。
  • チュートリアルである程度わかるが、その先はゲームのヘルプ、wiki、ブログ、専門的な紹介をしたサイトなど、ゲームの外のページをあちこち調べないとわからないことが多い
  • 上記と関係するが、マニアック。ゲームのコマンドになっていない様々な操作をしないとやりたいことが達成できない。たとえばある拠点から遠くの拠点(距離10以上)の場合には攻撃力が落ちてしまうため、通常は行うことはしない。ただし、遠くに所領にしたいよい場所があった場合には、もし拠点を2つ新規作成することができる状態になっていればどんなに遠くても作成可能。所領の開発と、次の所領の開発が始まったらベース拠点にした所領を削除すればよい。そのように2つの所領を使えばどんなに遠くても所領を持つことができる。しかしこれはテクニックというよりも気づくかどうかであり、こういうことはゲームのコマンドで吸収するべきだ。(これはもし遠くの所領作成ができるべきではないという思想ならば仕様バグであろう。もしできるべきということであれば操作感がいたって悪く、気づく人だけができる、これも仕様バグといっていいだろう)
書きたいところは多くあるが、書ききれないので、この辺で。

■総評
ゲームとしてはユーザインタフェースや考え方を含めて未熟。一般の万人が最後まで楽しめるようにはできていない。このゲームができる(楽しめる)ユーザは下記だ。
  • 一定のお金をかけられる
  • ウェブでの調査、チャット、Google DriveができるようなITリテラシーがある
  • 自分の時間を多く使える
  • わかりづらいインタフェースでも我慢できる
ただ、まぁ癖になるようになっているところはさすがと言っていいだろう。
補足:現状としてはワールド40でプレーを始めて4ヶ月くらいたち、あと1ヶ月でワールド統合と聞いている。

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